Claude に文章を書かせる|頼み方・決まった形の答え・出典つきの答え
いまは無料で公開中です
このレッスンの要点
- Claude には「計算ずみの数字」と「記事の説明」だけを渡し、紹介文を書いてもらいます
- 頼み方は、役割を伝える・資料を XML のタグで区切る・見本を見せる・してほしいことを「〜して」で書く、の4つ
- 答えは構造化出力で決まった形(JSON)にすると、そのまま記事のファイルにできます
何を渡して、何を書いてもらうか
Claude に渡すのは、レッスン6で計算した順位と、各記事の短い説明だけです。書いてもらうのは、ランキングの最初のひとことと、1本ずつの紹介文です。順位やアクセス数は、文章には書かせません。数字はページの側で、計算した値をそのまま出します。
モデルは、公式の表でコンテンツ作りの例が挙がっている Sonnet 5.5 から試すとよいでしょう。公式は、自分の題材で書かせてみて、くらべて決めるようすすめています。
伝わる頼み方の4つ
公式の頼み方のガイドは、Claude を「とても優秀だけれど、事情をまだ知らない新しい人」と考えるようすすめています。API で頼むときも、コース1・2で学んだ頼み方と同じです。
| コツ | この講座での書き方 |
|---|---|
| 役割を伝える | system に「猫の情報サイトの編集者」と書く |
| 資料をタグで区切る | 記事の説明を <articles> などのタグで囲んで渡す |
| 見本を見せる | 「いいな」と思う紹介文を <example> で囲んで見せる |
| してほしいことを書く | 「〜しないで」ではなく「やさしい日本語で、1本につき2文で」 |
決まった形で受け取る(構造化出力)
答えをプログラムで使うときは、Claude API の答えを、決めた形(JSON スキーマ)どおりに返させる機能(Structured outputs)。プログラムで読みとりやすくなります。
くわしく見るを使います。答えの形(JSON スキーマ)を先に渡すと、Claude はその形どおりの JSON で答えます。公式は、ほとんどの場合この形どおりになることを保証しています。
ただし、Claude が答えを断ったとき(stop_reason が refusal)と、書ける量の上限(max_tokens)に届いて途中で切れたとき(max_tokens)は、形どおりにならないことがあります。stop_reason が、書き終わったしるしの end_turn でなければ、保存せずに止めるようにしておきます。また、構造化出力では文字数の決まり(何文字以上など)は指定できません。「40〜120文字」は頼み方で伝え、守れているかはレッスン10の機械のチェックで確かめます。なお、最近のモデルでは、答えの書き出しを先に渡しておく方法は使えません。形をそろえたいときは、構造化出力を使います。
出典つきで書かせる(Citations)
ニュースのまとめのように、「どこに書いてあったか」を示したい文章もあります。そのときは Citations(出典つきの答え)を使います。資料を文書として渡し、出典の機能をオンにすると、Claude は答えの文ごとに、資料のどこから引いたかを返します。
猫のランキングは、数字はプログラムが出し、紹介文は記事の説明をもとにするので、構造化出力で十分です。出典を見ながら事実を確かめたい題材では Citations を使います(レッスン13の実例は、出典つきです)。
「『〜しないで』をたくさん書けば、思いどおりになる」わけではありません
やってみよう
- レッスン6で作った data/ranking/ の JSON を用意します
- 下の「答えの形(JSON スキーマ)」を
scripts/ranking-schema.jsonとして保存します - 「いいな」と思う紹介文を2つ書いて、
scripts/examples.txtとして保存します(1本につき2文・40〜120文字・数字なし) - 下の依頼文を Claude Code に送って、紹介文を書かせるプログラムを作ってもらいます(APIキーはレッスン4と同じく、別のターミナルの環境変数に)
- できた紹介文を読んで、数字や記事の中身とちがうことを書いていないか確かめます
確認問題
自分で書いた紹介文の中から、「いいな」と思うものを2つ選んで、見本として Claude に見せる文にしてみましょう。
この記事の用語
コース6 API編の目次
- 1APIとは?アプリ版との違い✓ できた
- 2APIキーの作り方と守り方✓ できた
- 3料金の考え方と、使いすぎを防ぐ上限設定✓ できた
- 4はじめての呼び出し✓ できた
- 5全体像✓ できた
- 6データを集める✓ できた
- 7Claude に文章を書かせる✓ できた
- 8記事ファイルにしてサイトに載せる✓ できた
- 9毎週自動で動かす✓ できた
- 10公開前のチェック✓ できた
- 11メール配信とつなぐ✓ できた
- 12料金と、失敗したときの備え✓ できた
- 13実例:週次レポートの裏側✓ できた