Claude API のはじめての呼び出し|コードは Claude Code に書いてもらう

コース6 API編 4 / 13・読む時間 約10分・最終確認日

このレッスンの要点

  • はじめての呼び出しは、コードを自分で書かずに、Claude Code に書いてもらいます
  • APIキーはコードにもチャットにも書かず、環境変数 ANTHROPIC_API_KEY に入れます。公式の SDK が自動で読みます
  • 答えと、使ったトークン数(usage)が表示されたら成功です

準備:キーとクレジット

はじめる前に、Claude Console のアカウントと (レッスン2)、使えるクレジット(レッスン3)を用意します。月の上限(支出上限)も先に決めておきましょう。

この講座では、コードは Claude Code に書いてもらいます。Claude Code には、Claude API のためのスキル(/claude-api)がはじめから入っていて、公式の資料を読みこんでくれます。依頼文を送る前に /claude-api と打っておくと確実です。

このレッスンでは、公式の Get started に合わせて Python で試します。公式の Python の SDK は Python 3.10 以上が必要です。レッスン7からは、サイトと同じ JavaScript で書いてもらうので、Python を覚える必要はありません。

ターミナル A(Claude Code)
コードを書いてもらうAPIキーは入れない
ターミナル B(動かす用)
APIキーを環境変数に入れるpython quickstart.py
書く場所と、動かす場所を分けます。キーは B にだけ、自分の手で入れます。

分ける理由があります。Claude Code を起動するターミナルに ANTHROPIC_API_KEY が入っていて、その利用を承認すると、Claude Code 自体がプランではなく API の料金で動くようになります。

Claude Code にコードを書いてもらう

新しいフォルダ claude-quickstart を作って、そこで Claude Code を起動し、/claude-api と打ってから、下の「やってみよう」の依頼文を送ります。ポイントは、キーをコードに書かないことと、キーを聞かないでと伝えることです。

ターミナル A(Claude Code)
Claude API を使って、1回だけ質問して答えを表示する、いちばん小さな Python のプログラムを quickstart.py として作って。APIキーはコードに書かず…
quickstart.py を作りました。キーは環境変数 ANTHROPIC_API_KEY から読みます。動かす前に、次の準備のコマンドを打ってください。…
できたコードを読んで、キーがそのまま書かれていないことも確かめます。

別のターミナルで動かす

もう1つのウィンドウを開いて、同じフォルダに cd で移動します。ここで、キーをに入れます。Mac なら、公式の「Claudeを使い始める」と同じ形の1行です(your-api-key-here を自分のキーに置きかえます)。Windows では書き方がちがうので、Claude Code(ターミナル A)に「Windows で、このターミナルにだけ ANTHROPIC_API_KEY を入れるコマンドを教えて。キーの値は聞かないで」と聞いてください。

準備のコマンドでは「仮想環境」を作ります。このフォルダ専用に道具(anthropic など)を入れておく箱のようなものです。仮想環境を有効にしたのと同じターミナル B で python quickstart.py を打ちます。

ターミナル B(動かす用)
export ANTHROPIC_API_KEY="(あなたのキー)"
↓ Claude Code が教えてくれた準備のコマンド(仮想環境・anthropic のインストール)
python quickstart.py
(Claude の答え)
usage:input_tokens … output_tokens …
答えと usage が出たら成功。キーはこのウィンドウを閉じると消えます。

うまくいかないときは、エラーの文をそのまま Claude Code(ターミナル A)に貼って相談します。ただし、キーが映っている部分は消してから貼りましょう。

playground で試す

コードを書く前に、Console の playground(platform.claude.com/playground)で、頼み方や答えを画面で試すこともできます。モデルや設定を変えて「Run」を押すだけです。試した内容は、「code」の切りかえで、そのままコードとして書き出せます。

1playground で頼み方を試す
2「code」でコードに書き出す
3Claude Code に、そのコードをもとにプログラムにしてもらう
playground で使った分も、クレジットから引かれます。
よくある勘違い

「Claude Code にキーを渡せば、全部やってくれる」わけではありません

Claude Code のチャットにキーを貼る
公式は、キーを Claude への頼みごとの文(プロンプト)に入れないよう注意しています
キーは自分で、別のターミナルに入れる
Claude Code にはコードだけ書いてもらい、キーは動かすターミナルの環境変数に自分で入れます

やってみよう

  1. ターミナルで新しいフォルダ claude-quickstart を作って移動し、claude を起動します(このターミナルには APIキーを入れません)
  2. Python 3.10 以上が入っているか、Claude Code に python3 --version で確かめてもらいます(古ければ、入れ方も聞きます)
  3. /claude-api と打って Claude API のスキルを読みこんでから、下の依頼文を送って、quickstart.py と準備のコマンドを作ってもらいます
  4. もう1つ別のターミナルのウィンドウを開いて同じフォルダに移動し、下の1行の your-api-key-here を自分のキーに置きかえて打ちます(Mac の場合。Windows の書き方は Claude Code に聞きます)
  5. その別のターミナルで、Claude Code が教えてくれた準備のコマンド(仮想環境と anthropic のインストール)を打ち、同じターミナルで最後に python quickstart.py を打ちます
  6. 答えと usage が出たら成功です。Console の Usage のページで、記録が増えたことも確かめます
Claude Code に送る依頼文Claude API を使って、1回だけ質問して答えを表示する、いちばん小さな Python のプログラムを quickstart.py として作って。APIキーはコードに書かず、環境変数 ANTHROPIC_API_KEY から読む形にして。モデルは claude-opus-5-5。答えのあとに、使ったトークン数(usage)も表示して。動かすまでに必要な準備(仮想環境と anthropic のインストール)のコマンドも教えて。私の APIキーは聞かないで
別のターミナルでキーを環境変数に入れる(Mac。公式の Get started の形)export ANTHROPIC_API_KEY="your-api-key-here"
動かすpython quickstart.py

確認問題

Q1. Claude Code を起動するターミナルに ANTHROPIC_API_KEY が入っていて、「このキーを使う?」と聞かれました。プランのまま使いたいときは?
Q2. プログラムを動かしたら「認証のエラー(401)」が出ました。まず何を確かめる?
今日の練習

quickstart.py の質問の文を、自分の知りたいことに変えて、もう一度動かしてみましょう。usage の数がどう変わるかも見ます。

この記事の用語

コース6 API編の目次

  1. 1APIとは?アプリ版との違い
  2. 2APIキーの作り方と守り方
  3. 3料金の考え方と、使いすぎを防ぐ上限設定
  4. 4はじめての呼び出し
  5. 5全体像
  6. 6データを集める
  7. 7Claude に文章を書かせる
  8. 8記事ファイルにしてサイトに載せる
  9. 9毎週自動で動かす
  10. 10公開前のチェック
  11. 11メール配信とつなぐ
  12. 12料金と、失敗したときの備え
  13. 13実例:週次レポートの裏側