公開前のチェック|機械が確かめ、人が読み、人が公開のボタンを押す

コース6 API編 10 / 13・読む時間 約9分・最終確認日

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このレッスンの要点

  • 公開の前に、まずプログラムが機械的に確かめます。数字が元のデータと合っているか、項目がそろっているか、文の長さなど
  • そのあと人が読みます。とくに、記事の中身とちがうことを書いていないかを見ます
  • 公開は、人が押すボタン(手で動かすワークフロー)にします。押さなければ何も出ません

まず機械が確かめる

下書きができたら、まずプログラムで確かめます。機械が得意なのは、「決まりどおりか」を毎回同じように見ることです。

確かめることだめなら
順位・上がり下がりが、元のデータの計算と同じ止める(ファイルが書きかわっている)
5本そろっていて、どれも実在する記事止める
紹介文の長さが決めた範囲・数字が入っていない止める(Claude が数字を書いた)
使ってはいけない言葉が入っていない止める
だめなときは「どこがだめか」を出して止まるようにします。公式も、確かめられないものは出さないようすすめています。

人が読んで確かめる

機械が見られるのは、形と数字までです。紹介文が記事の中身と合っているか、言い方が変ではないかは、人が読んで確かめます。公式も、どんなに進んだ言語モデルでも事実とちがう文を書くことがあり、大事な情報は必ず確かめるよう注意しています。

1確認用のページ(preview のブランチ)で、下書きのページを開く
2紹介文を1本ずつ、記事の中身とくらべる
3直すところがあれば、ファイルを直して push(読み直すなら preview にも同じ直しを)
読む時間は、5本なら数分です。この数分が、まちがいを外に出さない守りになります。

確認用のページは、レッスン9で preview のに push したものです。Cloudflare Pages では、ブランチごとに「ブランチ名.プロジェクト名.pages.dev」の URL ができ、そのブランチのいちばん新しい中身が出ます。レッスン8の作りで、このページにだけ下書きが出ます。はじめから検索に出ない目印()も付いています。直すところがあれば、main の下書きのファイルを直して push します。確認用のページは自動では新しくならないので、直したあとの文をもう一度そこで読みたいときは、Claude Code に「preview のブランチにも同じ直しを入れて push して」と頼みます。

Claude にも裏付けを探させる

公式は、まちがいを減らす方法として、書いたあとで「それぞれの文の裏付けになる箇所を資料から探させ、見つからなければ消させる」ことや、「わからないときは、わからないと言ってよい」と伝えることをすすめています。

書かせるとき
渡した資料だけを使って書いてわからなければ、わからないと書いて
書いたあと
各文の裏付けを資料から引用して見つからない文は消して
出典つきの答え(Citations。レッスン7)を使う題材なら、出典を見ながら人が確かめられます。

公開は、人が押すボタンに

公開も のワークフローにしておくと、スマホからでもボタン1つで公開できます。ただし、schedule はつけず、手で動かす(workflow_dispatch)だけにします。中では、もう一度機械のチェックを動かして、通ったときだけ draft を false にして push します。

月曜の朝自動で下書き(レッスン9)
読むプレビューで人が確かめる
押す「公開」のワークフローの Run workflow
押さなければ何も公開されない
公式も、Claude の変更は取りこむ前に確認するよう書いています。「押す」は、その確認のしるしです。
よくある勘違い

「機械のチェックが通れば、人は読まなくていい」わけではありません

チェックが緑なら、そのまま公開
機械が見られるのは形と数字まで。文章が記事の中身と合っているかは、人が読まないとわかりません
機械は形と数字、人は中身
公式も、大事な情報は必ず確かめるよう、とくに影響の大きい判断では注意するよう書いています

やってみよう

  1. 下の依頼文を Claude Code に送って、下書きを機械で確かめるプログラムを作ってもらいます
  2. わざと下書きの順位を1つ書きかえて動かし、どこが合っていないかが出て止まることを確かめます(確かめたら元に戻します)
  3. 確認用のページ(https://preview.<プロジェクト名>.pages.dev/ranking/。レッスン9で preview のブランチに push したもの)で下書きを読み、紹介文が記事の中身と合っているかを見ます
  4. 公開のワークフロー(draft を false にして push するだけのもの)も作ってもらい、手で押して公開されることを確かめます
機械で確かめるプログラムを作ってもらう依頼文(Claude Code に)scripts/check-draft.mjs を作って。src/content/ranking/ のいちばん新しい下書きを読んで、次を確かめて。1. rank と change が、data/ranking/ の JSON のうち week が下書きの week と同じものと同じ。2. items がちょうど5本で、slug が実在する記事。3. comment が1本あたり40〜120文字で、数字(半角の0〜9も全角の0〜9も)が入っていない。4. scripts/ng-words.txt(1行に1語)にある言葉が入っていない。ng-words.txt が無ければ、「絶対」「必ず治る」の2語で作って。どれかがだめなら、どこがだめかを出して終了コード1で止めて
公開のボタンのワークフローを作ってもらう依頼文(Claude Code に).github/workflows/ranking-publish.yml を作って。workflow_dispatch だけで動く(schedule はつけない)。Node と必要なパッケージを入れてから scripts/check-draft.mjs を動かして、通ったときだけ、いちばん新しい下書きの draft を false にしてコミットして main に push して。通らなければ何も変えないで止めて。permissions は「contents を write」だけにして

確認問題

Q1. 機械のチェックで確かめにくいのはどれ?
Q2. 公開のワークフローに schedule をつけないのはなぜ?
今日の練習

自分の題材で「これが書いてあったら公開しない」という言葉や内容を、5つ書き出してみましょう。

この記事の用語

コース6 API編の目次

  1. 1APIとは?アプリ版との違い
  2. 2APIキーの作り方と守り方
  3. 3料金の考え方と、使いすぎを防ぐ上限設定
  4. 4はじめての呼び出し
  5. 5全体像
  6. 6データを集める
  7. 7Claude に文章を書かせる
  8. 8記事ファイルにしてサイトに載せる
  9. 9毎週自動で動かす
  10. 10公開前のチェック
  11. 11メール配信とつなぐ
  12. 12料金と、失敗したときの備え
  13. 13実例:週次レポートの裏側