Claude の APIキーの作り方と守り方|人に見せない・リポジトリに入れない・漏れたらすぐ無効に

コース6 API編 2 / 13・読む時間 約9分・最終確認日

このレッスンの要点

  • APIキーは、あなたの名前とお金で Claude を使える合い鍵。Console の「API keys」で作り、全体は作ったときに1回しか表示されません
  • 守る決まりは3つ。人に見せない・リポジトリ(コード)に入れない・漏れたらすぐ無効にする
  • キーは環境変数 ANTHROPIC_API_KEY に入れて使い、.env のファイルは .gitignore に入れます

APIキーとは

は、プログラムから Claude を使うときの合い鍵です。このキーを知っている人は、あなたの名前で、あなたのお金で Claude を使えてしまいます。家の鍵やカードの番号と同じくらい、大事にしまっておくものです。

キーは Claude Console の「API keys」のページ(platform.claude.com/settings/keys)で作ります。「Create key」を押して名前と有効期限を選ぶと(Linked account の欄は自分のままでかまいません)、sk-ant- で始まる長い文字列が表示されます。全体が表示されるのは、このとき1回だけです。すぐにパスワード管理アプリなどに保存しましょう。

1API keys のページで「Create key」
2名前と有効期限を選ぶ
3表示されたキーを、すぐ安全な場所に保存
なくしたら、見直すことはできません。作り直します。

有効期限は、3時間・1日・7日・30日・自分で決めた長さ・Never(期限なし)から選びます。期限はあとから変えられず、切れたキーは 401 のエラーで使えなくなります。練習用は7日など短くしておきましょう。毎週の自動のしくみ(レッスン9)に使うキーは、新しいキーに入れかえる日を先に決めて、それに合う期限にします。

守るための3つの決まり

公式ヘルプには、キーを守るための注意がたくさん並んでいます。まずは、この3つだけは必ず守ってください。

人に見せないチャットにも、メールにも、スクショにも、Claude への頼みごとの文にも入れない。サポートにも送らない
リポジトリに入れないコードや設定ファイルに書かない。.env は .gitignore に入れる。GitHub に上げない
漏れたら、すぐ無効に「見られたかも」と思ったら、その場で削除して、新しいキーを作る
迷ったら「見せない・書かない・すぐ止める」。

GitHub は、公開のリポジトリにある Claude の APIキーを見つけると Anthropic に知らせ、そのキーは自動で無効にされます。でも、これはあくまで最後の守りです。そもそも入れないようにしましょう。

キーは環境変数に入れて使う

プログラムには、キーそのものを書きません。代わりに「 ANTHROPIC_API_KEY から読む」とだけ書きます。環境変数は、プログラムの外から渡しておく値のことです。公式の SDK(プログラムから API を使うための道具)は、この環境変数を自動で読みます。

やってはいけない
プログラムの中に sk-ant-… をそのまま書く
こうする
キーは環境変数 ANTHROPIC_API_KEY に入れ、プログラムはそこから読む
.env は、キーなどの秘密の値を書いておくファイルです。.env を使うときは、必ず (Git に記録しないファイルの一覧)に入れます。.env に書いただけでは読まれないので、読み込むしくみも Claude Code に作ってもらいます。

公式は、作るときに有効期限を決めること、決まった間隔で新しいキーに入れかえること、試し用と本番用でキーを分けることもすすめています。

漏れたかもしれないときは

「キーを見られたかもしれない」と思ったら、迷わず止めます。公式ヘルプの手順はかんたんです。

1API keys のページで、そのキーの「…」から削除する
2「Create key」で新しいキーを作り、安全に保存する
3プログラムの環境変数を、新しいキーに入れかえる
それでもおかしな使われ方が続くときは、公式のサポートに連絡します。

しばらく止めておきたいだけなら「Disable(無効にする)」もあります。こちらはあとで「Re-enable」で元に戻せます。削除は取り消せません。Console の Usage(使用量)のページをときどき見て、身に覚えのない使われ方がないかも確かめましょう。

よくある勘違い

「非公開のリポジトリなら、キーを書いても大丈夫」ではありません

自分だけのリポジトリだから、コードに書く
公式は、キーをコードや設定ファイルに直接書かないよう注意しています。あとで公開したり、人に見せたりしたときに漏れます
キーは環境変数から読む
コードには「ANTHROPIC_API_KEY から読む」とだけ書き、キーそのものはパスワード管理アプリなどに保管します

やってみよう

  1. https://platform.claude.com/settings/keys を開き、「Create key」を押します
  2. 名前(例:my-first-key)を付け、有効期限を選んで作ります(練習用なら7日など短く。Linked account は自分のままでかまいません)
  3. 表示されたキーを、すぐにパスワード管理アプリなどに保存します(あとからは見られません)
  4. Claude Code で、下の依頼文を送って、.env が Git の記録に入らないようになっているか確かめてもらいます
  5. 練習だけで作ったキーなら、使い終わったら同じページで「Disable」か削除をしておきます
Claude Code に確かめてもらう依頼文このプロジェクトの .gitignore に .env が入っているか確かめて。入っていなければ足して。.env の中身は読まないで
.gitignore に足す1行.env

確認問題

Q1. APIキーを、うっかり公開のリポジトリに上げてしまいました。まず何をする?
Q2. 作ったキーを保存しわすれて、もう一度見たくなりました。どうする?
今日の練習

いま使っているフォルダの .gitignore に .env が入っているか、Claude Code に中身を見せてもらって確かめてみましょう(「.」で始まるファイルは、Mac の Finder では普段は見えません)。

この記事の用語

コース6 API編の目次

  1. 1APIとは?アプリ版との違い
  2. 2APIキーの作り方と守り方
  3. 3料金の考え方と、使いすぎを防ぐ上限設定
  4. 4はじめての呼び出し
  5. 5全体像
  6. 6データを集める
  7. 7Claude に文章を書かせる
  8. 8記事ファイルにしてサイトに載せる
  9. 9毎週自動で動かす
  10. 10公開前のチェック
  11. 11メール配信とつなぐ
  12. 12料金と、失敗したときの備え
  13. 13実例:週次レポートの裏側