メール配信とつなぐ|公開した週のランキングを、下書きのメールにする
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このレッスンの要点
- メール配信のサービスの API で、公開した週のランキングから「下書き」のメールを作ります。送るのは人です
- 送信元のドメインの認証と、配信停止のリンクは必ず入れます。ドメインの認証はサービスの決まり、配信を止められることの表示は日本の法律の決まりです
- 広告をふくむメールは、日本では「あらかじめ同意した人にだけ送る(オプトイン)」が決まりです
メールも「下書きまで」を自動に
サイトに公開した週のランキングを、メールでも届けます。ここでも、自動にするのは下書きのメールを作るところまでです。送るのは、人が下書きを読んでからにします。送ったメールは取り消せないからです。
メール配信のサービスの API
多くのメール配信のサービスには、まとめて送るメール(ニュースレター)を API で作る機能があります。たとえば、次の2つは公式ドキュメントに、API で下書きを作る方法が書かれています。
| サービス | 下書きにするには | 送り先 |
|---|---|---|
| Resend の Broadcasts | send を false(はじめの設定)のまま作る | segment(送り先のグループ) |
| Kit の Broadcasts | send_at を null にして作る | サービスに登録した読者 |
メール配信のサービスのキーも、Claude の APIキーと同じく、GitHub の Secrets に入れて使います(レッスン9)。Resend で作るときは、送信元のアドレス(from)と件名も必ず要ります。
送信元のドメインを認証する
メールを送るには、送信元にするドメインを、サービスの画面で認証しておく必要があります。サービスが出す ドメインの名前を、サーバーの住所(IP アドレス)に置きかえるしくみ。答えを持っているサーバーをネームサーバーといいます。
くわしく見る のレコード(SPF・DKIM)を、ドメインの DNS の設定に入れます。Resend の公式ドキュメントでは、値はサービスが出したものとまったく同じにすること、認証には多くは15分ほど、長いと72時間かかることが書かれています。
日本のメールの決まり(オプトイン)
広告や宣伝をふくむメールには、日本の法律(特定電子メール法)の決まりがあります。総務省・消費者庁の資料のおもな点は次のとおりです。お店の紹介リンクを入れるなど、営業にかかわるメールを送るときは、必ず確かめましょう。
| 決まり | 中身 |
|---|---|
| オプトイン | あらかじめ「送ってよい」と同意した人にだけ送る。同意を受けたときの記録を残す |
| 表示 | 送信者の名前(名称)、配信を止められること、止める連絡先、住所、苦情や問い合わせの先を示す |
| 配信停止 | 同意した人でも、「もういらない」と言われたら、そのあとは送らない |
読者の登録は、メール配信のサービスの登録フォームを使い、「登録します」と自分で入れてもらう形にします。名簿をよそから持ってきて送ることはしません。
「メールの文も、自動でそのまま送ればいい」わけではありません
やってみよう
- 使うメール配信のサービスを決めます(例:Resend の Broadcasts、Kit の Broadcasts)
- サービスの画面で、送信元にするドメインを認証します(画面に出る DNS のレコードを入れる)
- GitHub の Secrets に、
RESEND_API_KEY(キー)・RESEND_SEGMENT_ID(送り先のグループの ID)・MAIL_FROM(認証したドメインの送信元のアドレス)を入れます(入れ方はレッスン9) - 下の依頼文を Claude Code に送って、下書きのメールを作るプログラムを作ってもらいます
- 公開のワークフロー(レッスン10)の最後で、そのプログラムを動かすようにしてもらいます(3つの Secrets を環境変数として渡す)
- 下書きを、テストのメールで自分に送って確かめてから、送ります。送り方は、使うサービスの公式の手順で確かめます
確認問題
自分が受け取っているメールマガジンを1通開いて、送り主・配信停止のリンク・問い合わせ先がどこに書いてあるか探してみましょう。
この記事の用語
コース6 API編の目次
- 1APIとは?アプリ版との違い✓ できた
- 2APIキーの作り方と守り方✓ できた
- 3料金の考え方と、使いすぎを防ぐ上限設定✓ できた
- 4はじめての呼び出し✓ できた
- 5全体像✓ できた
- 6データを集める✓ できた
- 7Claude に文章を書かせる✓ できた
- 8記事ファイルにしてサイトに載せる✓ できた
- 9毎週自動で動かす✓ できた
- 10公開前のチェック✓ できた
- 11メール配信とつなぐ✓ できた
- 12料金と、失敗したときの備え✓ できた
- 13実例:週次レポートの裏側✓ できた