Claude Code の設定ファイル(settings.json)の基本|置き場所・優先順位・書き方

コース3 設定編 1 / 8・読む時間 約9分・最終確認日

このレッスンの要点

  • 設定ファイルは、置く場所で効く範囲が変わります。自分の全部・チームで共有・自分だけこのプロジェクト、の3つ
  • 同じ項目は、近い場所(ローカル → プロジェクト → ユーザー)の設定が勝ちます。許可のリストは足し合わされます
  • 中身はきびしい決まりの JSON。メモ(コメント)や最後のカンマは書けません。/status で読みこまれた設定を確かめられます

3つの置き場所

Claude Code の設定は、settings.json という のファイルに書きます。置く場所によって、だれに・どこまで効くかが変わります。

置き場所効く範囲向いていること
~/.claude/settings.json自分の、全部のプロジェクト好みの言葉・色・モデルなど
.claude/settings.jsonこのプロジェクトで作業する全員チームで決めた許可やフック
.claude/settings.local.json自分だけ・このプロジェクトだけ自分用の上書き・試しの設定
まん中の .claude/settings.json は、リポジトリに入れればチームに配れます。

インストールしただけでは、設定ファイルはできていません。/config で何かを変えたときや、確認の画面で「今後は聞かない」を選んだときに作られます。.claude/settings.local.json は、Claude Code が作るときに Git の記録から外してくれます(自分で作ったときは .gitignore に足します)。

どの設定が勝つか

同じ項目が何か所かに書いてあるときは、近い場所の設定が勝ちます。組織が配る「管理の設定」がいちばん強く、次が起動のときに指定したもの、そのあとはローカル → プロジェクト → ユーザーの順です。

1管理の設定(組織が配るもの)
2起動のときの指定
3.claude/settings.local.json
4.claude/settings.json
5~/.claude/settings.json
番号が小さいほど強い。ただし、許可のリストなどは上書きではなく足し合わされます。

たとえばチームの設定でヒントの表示がオンでも、自分の .claude/settings.local.json でオフにすれば、自分の画面だけ消せます。

よく使う項目

項目はたくさんありますが、はじめに知っておくと便利なのは次のものです。

項目すること
language返事の言葉。"japanese" で日本語に
permissions聞かずに使う・毎回聞く・使わせない道具のルール(レッスン2)
model新しいセッションで使うモデル
hooks決まったときに動かす自分のコマンド(レッスン5)
env。設定ファイルはふつうの文字のファイルで、チームに配ることもあるので、秘密の値は書かない
最初の行に $schema を書いておくと、対応したエディタで入力の手助けとまちがいの指摘が出ます。

下の「やってみよう」の例は、返事を日本語にして、.env(秘密の値を入れておくファイル)を読ませない設定です。自分で書かなくても、「〜の設定を足して」と Claude に頼めます(/update-config というコマンドもあります)。

書き方の注意と、確かめ方

設定ファイルは、書き方にきびしい JSON です。// で始まるメモ(コメント)や、最後の項目のあとのカンマは書けません。まちがいがあると、起動したときに「Claude に直してもらう/終わる/その設定なしで続ける」を選ぶ画面が出ます。

確かめたいこと使うもの
どの設定ファイルが読みこまれているか/status の Setting sources
色やモデルなど、よく変える項目/config(/config theme=dark のように直接も書ける)
1回だけ別の設定で試す起動のときに --settings をつける
許可やフックの変更は、ほとんどがその場で効きます。モデルは起動のときに読まれます。
よくある勘違い

「設定ファイルにも、メモを書きこんでおける」わけではありません

// でメモを書いておく
設定ファイルはきびしい決まりの JSON です。コメントや最後のカンマはまちがいになります
メモは別の場所に書く
設定の理由などは、README などのふつうの文章のファイルに書きます

やってみよう

  1. 練習用のフォルダで claude を起動し、/status を開いて、読みこまれている設定ファイル(Setting sources)を見ます
  2. 下の依頼文を送って、ユーザー設定に例の内容を足してもらいます
  3. Claude Code を終わらせて起動し直し、返事が日本語になっているかを確かめます
  4. /config を開いて、変えられる項目をながめます(Esc で閉じる)
ユーザー設定(~/.claude/settings.json)の例{ "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json", "language": "japanese", "permissions": { "deny": [ "Read(./.env)", "Read(./.env.*)" ] } }
Claude に足してもらう依頼文ユーザー設定(~/.claude/settings.json)に、返事を日本語にする language と、.env を読まない deny のルールを足して。すでにある設定は消さないで、足したあとの中身を見せて

確認問題

Q1. このプロジェクトで、自分だけ設定を変えたい(チームには配らない)。どこに書く?
Q2. settings.json に「// これは日本語の設定」とメモを書いたら、どうなる?
今日の練習

/status を開いて、いま読みこまれている設定ファイルがいくつあるか数えてみましょう。

この記事の用語

コース3 設定編の目次

  1. 1設定ファイル(settings.json)の基本
  2. 2許可ルールを決めて確認を減らす
  3. 3CLAUDE.md の育て方
  4. 4自分用のコマンド・スキルを作る
  5. 5フックで自動チェック
  6. 6MCP で外部サービスとつなぐ
  7. 7サブエージェントの使い分け
  8. 8Git と GitHub で変更を守る