Claude Code と Git・GitHub で変更を守る|コミット・プルリクエスト・並行作業
このレッスンの要点
- Git は、ファイルの変更を「記録(コミット)」として残す道具。いつでも前の状態を見たり、戻したりできます
- Claude Code には「変えたファイルを見せて」「説明つきでコミットして」と、会話で Git を頼めます
- 巻き戻し(Esc 2回)は Git の代わりになりません。大事な作業はコミットで残し、GitHub に上げておきます
Git とは
ファイルの変更を「記録(コミット)」として残しておく道具。いつでも前の状態を見たり、戻したりできます。
くわしく見る は、ファイルの変更を記録として残しておく道具です。記録を残すことをGit で、いまのファイルの状態を、説明つきの記録として残すこと。あとからその時点に戻れます。
くわしく見るといいます。コミットしておけば、いつでも前の状態を見たり、戻したりできます。
Claude Code には、その場で少し戻す「巻き戻し」(何も打っていないときに Esc を2回。/rewind でも開けます)もあります。でも公式は、巻き戻しは Git の代わりにはならないと書いています。
| 巻き戻し(Esc 2回) | Git のコミット | |
|---|---|---|
| 向いていること | いまの作業で、少し前に戻る | 長く残す記録・チームでの作業 |
| コマンドだけで変えたり消したりしたファイル | 戻せない | コミットしてあれば戻せる |
| あとから見返す | その会話を再開したときだけ(しばらくすると消える) | いつでも、説明つきで |
会話で Git を頼む
Git のコマンドを覚えなくても、Claude Code に日本語で頼めます。公式の入門ガイドにも、会話で Git を使う例が並んでいます。
公式がすすめる進め方(調べる → 計画する → 作る → 記録する)も、最後はコミットです。まだ Git を使っていないフォルダなら、「このフォルダで Git を使えるようにして」と頼むところから始めます。
GitHub に上げて、プルリクエストを作る
GitHub は、Git の記録をインターネット上に置いておけるサービスです。上げておけば、パソコンがこわれても作業が残ります。公式は、GitHub を使うなら gh(GitHub のコマンド)を入れておくようすすめています。Claude はこれを使って、課題(Issue)やプルリクエスト(変更の提案)を扱えます。
GitHub の上で、プルリクエストや課題のコメントに @claude と書いて頼む使い方もあります(Claude Code で /install-github-app を実行して設定します。リポジトリの管理者の権限が必要です)。API キーなどの秘密の値は、リポジトリに入れず、GitHub の Secrets に保存します。
2つの作業を同時に進める(worktree)
新しいページを作りながら、別のところの直しもしたい。そんなときは worktree を使います。同じリポジトリの、もう1つの作業用フォルダを作って、そこで別の Claude Code を起動してから終わるまでの、ひとまとまりの会話のこと。あとから続きを再開できます。
くわしく見るを動かすしくみです。作業用フォルダには、自動で新しい同じリポジトリの中で、作業を枝分かれさせたもの。本番用のブランチ(main など)とは別に、ためしの作業を進められます。
くわしく見る(記録の枝分かれ)が作られるので、もとの作業とまざりません。
使う前に、リポジトリに少なくとも1つのコミットが必要です。また、初めて使うフォルダでは、先にそのフォルダで一度 claude を起動して、フォルダを信頼するかの確認に答えておきます(答えていないと、エラーで終わります)。.gitignore に .claude/worktrees/ を足しておくと、作業用フォルダが記録の対象に混ざりません。変更のない worktree は、終わるときに自動で片づけられます。
「巻き戻しがあるから、Git はいらない」わけではありません
やってみよう
- 練習用のフォルダで
claudeを起動し、「このフォルダで Git を使えるようにして、いまのファイルを最初の記録としてコミットして」と頼みます - ページの文を1つ変えてもらい、「変えたファイルを見せて」と頼みます
- 「説明つきでコミットして」と頼み、できた記録の説明を読みます
- 「最近の5つのコミットを見せて」と頼んで、記録が残っていることを確かめます
確認問題
claude --worktree を使う前に、リポジトリに必要なことは?今日の作業の区切りで、「説明つきでコミットして」と1回頼んでみましょう。説明が中身と合っているかも読みます。
この記事の用語
コース3 設定編の目次
- 1設定ファイル(settings.json)の基本✓ できた
- 2許可ルールを決めて確認を減らす✓ できた
- 3CLAUDE.md の育て方✓ できた
- 4自分用のコマンド・スキルを作る✓ できた
- 5フックで自動チェック✓ できた
- 6MCP で外部サービスとつなぐ✓ できた
- 7サブエージェントの使い分け✓ できた
- 8Git と GitHub で変更を守る✓ できた